ハンドルネームの由来について

なぜkobitoinoなのかと申しますと、実は私、コビト(小人)を見たことがあるんです。
友達からイノと呼ばれているのでくっつけちゃおうということで
kobitoinoのハンドルネームにすることにしたのです。

待ってください、頭がイッちゃった奴だと思わないでいただきたい。

コビトの話をすると大抵の方は信用してくれません。飲み会の際のネタでしょう?というツッコミも散々されましたが、コビトに出会ってしまったのです。

あれは私が幼稚園の年少くらいで、団地の社宅5Fに住んでおりました。

その日は親戚の集まりがあり、家の中はいつもより騒がしく、従兄弟たちと楽しく遊んでいました。
夕方を過ぎて辺りも暗くなったころ、私は母親が台所で食事の準備をしている後ろで遊んでいたのでしょう(うる覚え)。

ふとベランダを見ました。

そこにはゴミ袋を漁るコビト1人と見張りをするコビト1人の計2人?2匹?が居たのです。

昔は透明なゴミ袋ではなく黒いゴミ袋だったので、何のゴミを漁っていたのかわかりませんが、確かに居たのです。

私が出会ったコビトの容姿は、おとぎ話に出てくるトンガリ帽子は被っていませんでした。全身も銀色っぽい感じでした。一瞬だったので詳細部までは覚えていません。

ゴミ袋の方のコビトはよっぽどいいモノがあったのか、頭隠して尻隠さずという言葉がピッタリの状態で必死に中身を確認している様子で、見張りをしているはずのコビトは、私とは違う方向を確認していて、見られていることに気がついていません。

私はすぐさま母親のお尻を叩きベランダの方を指差したのですが、もうそこにはコビトは居ませんでした。あれは何だったんだろう?

そのことについては深く考えずに、家族の中でもあまり話題に上らなかったので忘れていました。何かのときにコビトの話になり、あの時見たのはコビトではなかったのかと友達に話すようになりました。

私が専門学校に通っていたときにこの話を聞いた友達は、私を心配してくれて母親に「息子さんがコビトを見たと言っていたのですが・・・。」と聞いたみたいです。

そうすると母親の反応に驚いたのです。
母:「あぁ、私も見たのよ、コビト」みたいなことを言われたようです。

これについては私もその時初めて聞き驚きました。
自分だけかと思っていましたが、母親も出会っていたのです。

初めに出会った社宅から引っ越しをして、私が中学生か高校生の頃だったようです。和室をウロチョロしていたようなのです。これも一瞬で消えたようでした。

引っ越ししてもついてきてくれるなんて何か守り神のようなイメージですが、何年か後にスタジオ・ジブリの作品で借りぐらしのアリエッティが公開されました。もしかしたら私が見たコビト達も借りぐらしをしていたのかもしれません。

実家は結構散らかっていたので、必要な物を揃えるのに事欠かなかったのでしょう。

出会ったのはその一回のみで、映画の主人公の翔のように何度も会えませんでした。
心が汚くなったのかな・・・。

私のハンドルネームの由来はこんなところです。

みなさんも家の中を探して見てください、コビトに出会えるかもしれませんよ。

それではまた!

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