貧しくても人間はお洒落が好き!BORO 美しいぼろ布展にて

BORO展 入り口

先日、友達と浅草 AMUSE MUSEUMで行われているBORO 美しいぼろ布展を見に行ってきました。

浅草といえば雷門、遊園地花やしき、ホッピー通り、浅草演芸ホールなどは知っていましたが、複合型のアートビルがあったとは・・・今年で7年目になるそうです。

こちらの施設の1Fは全国の工芸アーティストの作品を集めた和のセレクトショップとなっています。

常設展では田中忠三郎氏が調査・収集なさった庶民の衣類や生活道具を見ることが出来ます。

2Fは常設展 BORO第一展示室と手仕事のギャラリー&マーケット(私が行ったときは猫をテーマにした作品が展示せれていて、実際に作品の購入も可能。アーティストの方もいらっしゃいました。)

3Fは第2展示室 民具倉庫(常設展)、第3展示室 黒澤明と田中忠三郎の夢の跡(常設展)とBORO 美しいぼろ布展(特別展)が行われていました。

BORO展 入り口

写真は2FのBORO展入り口。

boro展 足袋

破れてしまった足袋もきれいに縫われています。

boro展 掛け布団

こちらの掛け布団は明治〜大正にかけて使われていたようです。ビンテージジーンズのようでかっこいい!

一見きれいな着物かなと思うものも、裏地を見れば縫い繕った箇所がたくさんありましたが、それもまた所有者によって見えない部分もデザインされているのではという印象を受けました。

キルトとはまた違う魅力のある展示でデザイナーや芸術関係の方も楽しめる内容となっていると思うので、一度行ってみてはいかがでしょうか?

写真撮影もオッケーということで何枚か取らせて頂きました。

3Fの特別展は2Fの常設展と同じなのかと思ったのですが、こちらは田中忠三郎コレクション以外に、兒嶋俊郎氏が所有されている民俗衣38点の展示がされておりました。

6Fは浮世絵のシアターになっていて、日本を代表する浮世絵を解説した動画を見ることが出来ます。何枚も解説しているので長時間ですが、中には椅子が用意されていますのでゆっくりご覧になれます。

ちなみに階段には東海道五十三次だったと思うのですが、登って行くことですべての宿場所を見ることが出来ます。昔の人は品川宿(東京)から大津宿(京都)まで歩いたと思えば、階段なんてなんのそのです。でもやっぱり疲れます。

BORO 美しいぼろ布展は2017年3月26日まで行われております。
一般1,080円とリーズナブル。
大・高生864円、小学生540円、未就学児は無料です。

〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目34番3号
開館時間は10:00〜18:00(最終入館は17:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜)

 

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